
この記事の要点
退去後清掃とは、入居者の退去後に室内や水回りを清掃し、次の募集・内見・入居に向けて物件を整える作業です。空室清掃を業者に依頼するときは、間取りだけでなく「清掃箇所・汚れの状態・完了期限」をそろえて伝えることが大切です。
清掃依頼の3ステップ
01状況を共有写真・面積・希望日を伝える
02範囲と見積もり対象箇所・追加条件を確認
03作業・完了確認合意した内容と仕上がりを確認
退去後清掃で依頼できる主な作業
一般的な確認対象は、キッチン、浴室、洗面所、トイレ、窓・サッシ、床、建具などです。ただし、標準作業の範囲は業者や見積もりごとに異なります。「室内一式」という表記だけで判断せず、箇所ごとの内容を確認しましょう。
- 水回り:油汚れ、水あか、石けんかすなどの状態と材質を確認
- 窓・床・建具:ガラスやサッシ、床面、扉・収納の内外などを確認
- 仕上げ:清掃後の状態と、清掃では改善できない傷みを確認
エアコン内部の分解洗浄、ワックス、特殊な汚れや臭いの対応、残置物撤去、設備修理は、通常清掃に含まれるとは限りません。必要な場合は項目を分けて相談します。
清掃と原状回復工事はどう違う?
清掃は汚れを落として空間を整える作業です。一方、クロス張り替えや設備交換などは修繕・工事に当たります。変色、腐食、傷、材質の劣化は清掃だけでは戻らない場合があります。退去後クリーニングを法人で発注するときは、修繕の有無と順番も共有すると、工事後の再清掃を減らしやすくなります。
見積もり前にそろえる情報
- 物件の所在地、建物名・部屋番号、間取り、面積
- 退去済みか、荷物が残っているか
- 室内全景と、気になる汚れ・設備の写真
- 希望する清掃箇所と、内見・入居に間に合わせたい日
- 鍵の受け渡し、入室方法、水道・電気、駐車場所
写真だけで判断できない場合は、現地確認の要否を相談します。追加料金が発生する条件、税・駐車費等の扱い、完了報告の方法まで確認してから発注しましょう。
依頼から完了までの流れ
- 相談:物件情報・写真・希望期限を共有します。
- 範囲の確認:清掃箇所、除外項目、残置物・修繕の有無を整理します。
- 見積もり・日程調整:金額、追加条件、鍵の受け渡し、報告方法を合意します。
- 作業:合意した範囲を実施。想定外の状態が見つかった際の連絡先を決めておきます。
- 完了確認:写真や立ち会いなど、事前に決めた方法で仕上がりを確認します。
よくある質問
料金は間取りだけで決まりますか?
いいえ。面積、設備、汚れの程度、清掃範囲、搬入・駐車等の条件によって変わります。条件をそろえて見積もりを確認してください。
荷物が残っていても相談できますか?
相談できます。残す物・移動する物・撤去を検討する物を分け、種類と量をお知らせください。処分の権限と方法も事前に確認します。


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